RUN

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RUN
Studio album by B'z
Released October 28, 1992
Recorded 1992
Genre Hard rock
Length 46:35
Label BMG ROOMS
Producer Tak Matsumoto
B'z chronology
IN THE LIFE
(1991)
RUN
(1992)
The 7th Blues
(1994)
Singles from RUN
  1. ZERO
    Released: October 7, 1992

RUN is the sixth studio album by B'z, released on October 28, 1992. The album is one of many for the band to not just launch at number one, but to also sell in excess of 1,000,000 copies in only its first week on shelves. The album was supported by B'z LIVE-GYM '93 "RUN" and is one of the few B'z albums from which every song has been played live. Several of the songs found on the album, including the sole single, ZERO, have become staples of B'z live shows over the years and remain beloved by fans.

The titular track RUN has been performed live at almost every Pleasure LIVE-GYM since its release, including Typhoon No.15 in 2003 and GLORY DAYS in 2008, and has typically been used to close out shows with a positive and inspirational message. The song was also voted onto the fan-selected best-of collections B'z The Best "Treasure" in 1998, where it was re-recorded in contemporary rock form to showcase the band's growth and labeled "1998 style", as well as B'z The Best "ULTRA Treasure" in 2008.

Many of the album songs went on to become beloved fan-favorites, including the up-tempo rock number Out Of Control, which was revived after fourteen years of not being performed live for SHOWCASE 2007 -19-. NATIVE DANCE has been included in three Pleasure setlists since its release, including GLORY DAYS. Sayonara Nanka wa Iwasenai (Don't Say the Word Goodbye) was used to close out the album's LIVE-GYM as well as that of Pleasure'93. It, along with fellow album track Gekkou and the aforementioned RUN, was voted onto the band's second 20th anniversary album B'z The Best "ULTRA Treasure". In addition, Gekkou was also previously included on The Ballads ~Love & B'z~ in 2002.

Production and information

B'zとして初めてライブツアーのメンバーとのセッションから制作されたアルバムであり、この制作方式は後にリリースされる『Brotherhood』『THE CIRCLE』などに繋がることになるただし、厳密には今作は途中で制作方針を変えたらしく、すべての曲がセッションから生まれたわけではない。本作で現在までのB'zの作風の王道である「ハードロック」に初めて挑戦した。「『ALONE』のようなメジャー系のバラードをやる気がなかった(松本孝弘談)」という意図から、明るい調子のバラードは収録されていない。このこともあり、「BLOWIN'」は未収録。アレンジはオーケストラ・ヒットを多くの曲で使用している。

初回盤はCDケースの成形色が黒色で、B'zの5枚綴りのフォトカード、フォトカードとCDケースを入れる紙製のスリーブケースが付属しており、レーベル面はメッキゴールド塗装となっているが、裏ジャケットが入っていない。通常盤は普通の透明のCDケースでレーベル面はメッキシルバー仕様である。通常盤はレーベル違いでディスクトレイの成形色が2色存在し、BMGビクターおよびBMGルームス盤がライトブラックで、ルームスレコーズ盤がホワイトである。「B'z」のロゴマークは前作『IN THE LIFE』同様「ALONE」から使用されたもの。オリジナルアルバムでこのロゴが仕様されたのは本作と『IN THE LIFE』のみ。

アルバムタイトルは発売直前までシングル曲の「ZERO」だったが、後に「RUN」という楽曲が製作され、そちらの方がタイトルに相応しいとして変更された。

Track listing

All music and guitar by Tak Matsumoto. All lyrics and lead vocals by Koshi Inaba.

  1. THE GAMBLER 
    1分ほどのオルガン旋律から始まる。歌詞に登場する主人公は豪快な人物に描かれている。稲葉浩志曰く「自分が憧れている理想を詰め込んだ」とのこと。「B'z SHOWCASE 2009 "B'z In Your Town」で久々に演奏された。
  2. ZERO 
    11thシングルで、アルバムの先行シングル。上記のように「RUN」が出来る前はアルバムの表題曲だった。B'zとしては珍しいラップが取り入れられている。
    リリース当時はタイアップは付いていなかったが、2009年4月よりキリンビールの発泡酒『麒麟 ZERO』のCMソングとして起用され、17年目にして初めてタイアップが付いた。
  3. 紅い陽炎 
    歌詞のテーマは不倫
  4. RUN 
    本作のアルバム表題曲。メンバーとスタッフ・ファンをテーマにした楽曲。そのため、ライブではアンコールや最終曲として披露されることが多い。
    ファンに人気の高い楽曲で、ベストアルバムB'z The Best "Treasure"』(1998年)と『B'z The Best "ULTRA Treasure"』(2008年)の収録曲を決める際のファン投票では、共に12位となり収録されている。
    『B'z The Best "Treasure"』にはリ・レコーディングバージョンの「RUN -1998 style-」が収録されている。ちなみに、リ・レコーディングバージョンは1998年に日産・アベニールCMソングに起用され、また原曲バージョンは2005年の岡山国体のテーマソングにもなった。
  5. Out Of Control 
    歌詞は社会風刺が含まれており、稲葉曰く「長髪のお兄ちゃんのボヤキ」とのことちなみに、稲葉はリリース当時は長髪だった。1993年のB'zのライブでは一部の歌詞が過激な表現に変えて歌われた。2007年の「B'z SHOWCASE 2007 "19"」「B'z SHOWCASE 2007 "B'z In Your Town"」ツアーで久しぶりに演奏された。
  6. NATIVE DANCE 
    曲中にはネイティブアメリカンの音楽のようなコーラスで歌われる箇所があり、ライブではその箇所に振り付けがなされ、観客全員がコーラスと踊りに参加する。この頃稲葉は作詞方法を変えたかったそうで、そのきっかけになったのがこの曲だと語っている。ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』の投票では23位と高かった。
  7. MR. ROLLING THUNDER 
    イントロでは「ALONE」のアルバムバージョンの様に英語のコーラスが流れる。ヘビーなディストーションギターサウンドが要となっている。稲葉がアメリカへ一人旅した時に見た風景を歌詞にした。曲のラストには稲葉の連続シャウトがある。
  8. さよならなんかは言わせない 
    歌詞は稲葉の大学の卒業式がモチーフになっている。ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』の投票ではトップ20入りした。2001年にDVD化された「B'z LIVE-GYM Pleasure'93 JAP THE RIPPER」ツアー、同年の「B'z LIVE-GYM 2001 ELEVEN」ツアー、及び「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」ツアーでも披露された。ベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』でファン投票8位にランクインし、収録された。
  9. 月光 
    稲葉は作詞のアイデアが出ず苦戦していたが、今曲のギターソロからインスピレーションを受けて「月光」と名付けられた。ライブでの演奏はすべてアコースティックバージョン。しばらくの間演奏されなかったが、「B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"」で聴きたい1曲の投票では2位。2003年渚園のライブで10年ぶりに演奏され、ファンを驚かせた。人気が高く、ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』『B'z The Best "ULTRA Treasure"』ではそれぞれファン投票26位・19位。バラードベストアルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』にも収録された。
    ちなみに『めちゃめちゃイケてる!』内のコーナー「ツタンカーメンの部屋」のオープニングにイントロ部分が使用された。また、稲葉の父親が一番好きなB'zの曲とのことMBSテレビ『?マジっすか!』2003年1月28日放送回。
  10. Baby, you're my home 
    本作唯一のアンプラグドナンバー。手拍子、アコースティックギター、男性コーラス群やブルースハープの伴奏が独特の雰囲気を出している。間奏、エンディングでのブルースハープは加藤友彦。
    当初はもっとロックなアレンジだったが、「何かちょっと違うなと感じて、思い切って180°変えて、アコースティックにした曲」とのこと。
    SMAP草彅剛はB'zのファンで、今曲が1番好きだと公言している。楽屋で鼻歌で歌ったり、メンバーとカラオケで熱唱したこともあると語っている。『うたばん』のスペシャルでのカラオケ大会では、この曲をリクエストして歌った。

B'z LIVE-GYM '93 "RUN"

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Hall Tour

  1. MR. ROLLING THUNDER
  2. THE GAMBLER
  3. Koi-Gokoro (KOI-GOKORO)
  4. TONIGHT(Is The Night)
  5. Akai Kagerou / Gekkou
  6. Wanna Go Home~TIME
  7. Love is...
  8. 恋じゃなくなる日
  9. Love Ya/Strings of My Soul (Tak Solo)
  10. どうしても君を失いたくない / 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
  11. あいかわらずなボクら
  12. Funky Monkey Baby
  13. (Video Introduction of Support Members)
  14. Baby, you're my home
  15. NATIVE DANCE
  16. Speed (Tak Solo)
  17. Out Of Control
  18. BLOWIN'
  19. BAD COMMUNICATION
  20. ZERO
  21. RUN

-ENC-

  1. Wonderful Opportunity
  2. 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない / 裸足の女神
  3. さよならなんかは言わせない

Arena Tour

Production staff

References